第10回lafuma青梅高水山トレイルラン【後編】
【前編】はこちらから。
さて。5分後。
エイドを頂いたら、復路出発でーす![]()
ここまで身体も故障なく、頑張ってくれました~♪
多分、このまま完走出来ちゃうんだ~ってうれしくなった。
デジカメはポケットの中にしまって。
気持ち良く、行っちゃうよーん![]()
折り返してからしばらくは下り基調で。
少し林道で腰に痛みを感じたものの。
気持ち良く進むことが出来た。
ただ問題は『目』。
年をとると、視力は激しく落ちるし、眼精疲労、粘膜の乾燥がひどいんです![]()
下りが続くと涙が止まらなくなって、ウルウル状態。
下りが恐ーい![]()
でも今日は感覚で行くよー![]()
林道を過ぎて登山道に入ると。
すでに上りも下りも、足が上がらない選手たちが列を成していた。
ああ、去年の復路の私だ。
去年はラスト7kmくらいまで、意識が薄くなるほど足が進まなかったっけ。
それでもラストが飛ばせて、とりあえず復路のタイムが往路を上回ったものの。
完全にペース配分を間違えてた。
まあ、去年も試走なしだったから仕方ないけど。
今年は完全に往路を押さえきってたので。
復路が気持ち良くって仕方なかった。
最初のうちは、道幅もなく、抜き所がなくて苦戦したけど。
そのうち下りでは、こちらが声を掛ける前に皆道をあけてくれるようになる。
一人で山を走ってると。
ホント自分って遅いなーとか、下りが下手くそだなーとしか思わないんだけど。
レース中は上手い人の足さばきも見れて。
自分もなんか上手くなっちゃった気がする♪
根っこがいっぱい出てるとこ、ごつごつした下り、
スタスタスター、タッタッターって。
思いっ切りストライドを伸ばして走る快感。
特にこのペースの中で走ってると、疾走感をいっぱい感じちゃう![]()
てへっ。
当たり前の話だけど。
復路がこんなに気持ちいい下りがいっぱいあるなんて知らなかったよ。
途中、えげつない林道の上りが続くけど。
走り終わって数日だった今でも。
苦しさ、辛さを忘れちゃうくらいの爽快感だった。
軽いのは足取りだけではない。
心も軽い。
走る前の心配事なんてすべてなくなっていた。
心が身体に与える影響の凄さを感じた。
自然から受け取る力の大きさを知った。
民家の前のエイドでは、地元の人の真心を受け取った。
私の母と同じ位のご婦人が。
「よくここまで来なさったね。気をつけて帰ってくださいね。」と声を掛けてくれた。
丁寧に頭まで下げてくれていた。
また来年も会えるといいな。
「後6kmだぞー、ここでリタイアしても歩いて帰らないといけないぞー、
どーせ歩くなら、頑張って歩けー、粘れー、粘り方が問題だー」と。
大きく叫んでる男性がいた、が。
しばらく進むと役員らしき人が。
「後8kmでーす」と言う声にっ。
みんな、がくっと肩が落ちたのは言うまでも、ない。
ラスト5km地点。
時計を見たら、「よーし、復路2時間切れるぞー♪」と元気が出た。
固い地面だけど。
追い込むぜ、心拍機能。
突っ込むよ、自分ーーー![]()
そこに見たことのある後姿がっ![]()
おおー、がっくんではないかー![]()
故障中のアキレス腱痛がひどくなったみたいで。
引きずるように走っていた。
がっくんは「先に行ってください」と言ってくれたけど。
今日は誰かと一緒に走りたい気分だった。
とりとめのない会話をしながら少しずつゴールを目指した。
レースではたくさんの人に出会えるけど。
実際は挨拶して、一言二言しか話が出来ないことの方が多い。
こうして、晴れやかな山日和に。
咲きほころぶ桜をバックに語らえることは、とっても贅沢なことなのかもしれない。
がっくんの向こうには桜たち。
その奥には、里の風景。
東京にいることを忘れさせてくれる景色たち。
肩に乗っかってた重い荷物たち。
和やかな風景が、身体を揉み解してくれてるようだった。
私達の横を、猛スピードのランナーたちが走り去っていく。
皆、色んなものを抱えて生きている。
束の間の充足感を求めて。
もうすぐゴール。
応援の人々が増えてくる。
子供たちは「頑張ってください!」と、丁寧な言葉で声援をくれる。
すでにゴールをした選手も応援に混じっていた。
満足げな、柔らかな表情。
そんな幸せ感を漂わせた人たちのアーチをくぐり抜け。
ゴールゲートを目指した。
両手を振って。
「ただいまー、ありがとー」って、声を掛けながら、ゴールゲートをくぐった。
歓声が上がった。
拍手の波が聞こえた。
笑顔の集団!
見ず知らずの私達の、無事に完走を果たした姿を。
心から喜んでくれていた。
ゴールの瞬間。
がっくんの嫁サン撮影♪ ←嫁サン、チョーかわいいっす![]()
ついでに出迎えてもらっちゃって、どーもでした![]()
タイム 4時間39分18秒 (39・サンキュー頂きました![]()
)
荷物置き場に行くと、すでにゴールをしていた知り合いたちが談笑していた。
みんなの顔を見て。
無事完走できてホッ。としてきた。
そこに、みたけ山のレース以来のしろさん、ご帰還。
「ども。しろです。」
汗が塩に変わって、服に白い模様がっ。
しろさんが白まみれで笑いが出た。
ハリマネさんからカステラの差し入れ~![]()
美味しかったです~![]()
↑これ。何気にお気に入りの写真。
ちょっと大きめだけど、いいよね >本人様たち
会話の想像。
「ちょっとリキちゃん、そのカステラ何個目? みんなの分、残しておきなさいよ」
「えー、ボク、まだ1個目ですーーー
」
とか。言ってる気がする(笑)
哀愁のげんぼさん。
山を眺めながら、リ・スタートを誓う。
着替えをした後戻ると、すでにそこには誰もいなかった。
もう一度、ゴールシーンを見たくって、上に上がる。
まだまだゴールしてくる選手がいた。
仲間たちが集団になって、迎えていた。
楽しそうだった。
自然の中の一日を堪能していた。
ロードのレースのゴールシーンとは、格段に違ってほのぼのとしていた。
下に戻ると・・・・・・・・・・・・・
あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
えくんちょさん&パラダイス企画![]()
でも。声を掛けるのが恥ずかしくって。
遠巻きに眺めていた。
○本さんが、「ほらほら、いるよ」と、手招きしてくれた。
生えくんちょさんが私を見てるー![]()
生まれてこのかた、こんな可愛い女性は見たことないよっ[ーE:shine]
あわわわ。
あがってきちゃったよ。
うまく喋れなくなってきた。 ←何歳のオバサンなんだよ~
うわーうわーと緊張しまくりのところ・・・
なんとハチテンくんが通りがかった。
今日のハチテンくんとの出会いは、
すべてえくんちょさんとの絡みというのが可笑しすぎ。
お互いの思考パターンが似てるのが笑える。
ハチテンくんもすでにフツーに見えない(笑)
やたらと饒舌に話し掛けてる。
そして一緒に駅に向かい。
一緒の電車に乗って。
隣同士で座席に座っちゃった。。。。。。。。。
何をしゃべったかというと。
もったいなくて書くことは出来ない![]()
まだ書きかけで止まってる、○○○ネや東京マラソンの話を書き上げてあったら、
私のこの今の気持ちも、もっと伝わる気がするんだけど。
←だったら、早く書けー![]()
本当に一歩一歩。
距離が近づいているのがわかってもらえるのかもなー。
他人から見たら、その程度と思われちゃうのかもしれないけど。
去年のハコネ50K以来。
彼女との劇的な関わりが、いつもいつも私を和ませてくれてるんだ。
それは偶然のように見えて。
偶然じゃない。
私のトレイル・レースで味わう極上の幸せは。
いつもえくんちょさんが起点となり。波状を成す。
そして。
ゆぅさん、しらちゃん、よっきーさん。
みんなで行った遠足ランが、山の楽しさを思い出させてくれたんだよ。
お山のレースが楽しいのは。
みんなが虜になっちゃうのは。
自然と、この人間関係の魅力にあるんだろうね。
うん。
それに尽きるよ。
ご褒美パフェ![]()
翌日は雨だった。
窓から見える桜の花は、すでに大半が散ってしまっていた。
見えてると思っていた満開の桜。
ちゃんと見てたつもりでいた。
でも。
見えてなかったんだな、って思った。
先週まで。何の感動も。
自分の心の中に届いてなかったんだと思った。
日曜日。
私はやっとホンモノの、満開の桜を見たんだ。
花が散ってしまった桜の木を眺めながら。
涙が流れてきた。
停滞していた心が動き始めた。
新しい季節の風が吹き始めるのを感じた。
【完】



































































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